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花寿会         近江八景4×2 比良の暮雪⇒三井の晩鐘石山の秋月⇒粟津の春風唐崎の夜雨⇒瀬田の夕照堅田の落雁⇒矢橋の帰帆
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花寿会は滋賀県内で水墨画5教室と生け花・茶道教室を開講しています。
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 水墨画教室

初心者でも安心して基礎から水墨画を学べる教室です。見学や体験コースもありますのでお気軽におこしください。独自に自由な墨絵をしたい方も歓迎します。..


 生け花教室(池坊)
花や枝の動きを生かし調和の美しさを表現する日本の伝統的な生け花を、気軽に楽しみながら、基本を身につけることができます。

 茶道教室(三井古流煎茶)

い方、お年寄りの方、そして男女の別なく、お茶のおけいこに通っている方が大変多くなりました。最初、お茶を習おうとされる目的動機はいろいろ異なっていると思いますが、基本的な作法を通してお茶をおいしくいただくことは、一、二ヶ月もするとどなたでも覚えられるようです。


近江八景の和歌八首

比良の暮雪  雪ふるる比良の高嶺の夕暮れは花の盛りにすぐる春かな 
石山の秋月  石山や鳰(にお)の海てる月かげは明石も須磨もほかならぬ哉(かな
唐崎の夜雨 夜の雨に音をゆづりて夕風をよそにそだてる唐崎の松 
堅田の落雁  峯あまた越えて越路にまづ近き堅田になびき落つる雁がね 
三井の晩鐘  思うその暁ちぎるはじめとぞまづきく三井の入あひの声 
粟津の春風  雲はらふ嵐につれて百船も千船も浪の粟津に寄する
瀬田の夕照  露時雨もる山遠く過ぎきつつ夕日のわたる勢多の長橋
矢橋の帰帆  真帆ひきて八橋に帰る船は今打出の浜をあとの追風 

 

 大津随一の名勝「近江八景」 成立は、明応9年8月13日に近江守護六角高頼の招待で、近江に滞在した公卿の近衛政家が近江八景の和歌八首を詠んだことが始まりだと言われている。
 この八景は、中国の宋や元の文化が室町時代に移入され、京都の禅宗寺院を中心に詩文や水墨画が流行していたときに、その題材になった「瀟湘八景(しょうしょうはっけい)」であった。中国湖南省にある瀟水と湘水の流れを集める洞庭湖の名勝のことで、中国では名高い処である。
 近江八景は、洞庭湖になぞられた琵琶湖の南部を中心に選定され、全国にある八景の中でも、観光のルーツと呼ばれるほど素晴らしい景色である。(びわこ大津より)